親鸞会館ご法話『正信偈』・「成等覚証大涅槃」

平成19年9月2日(日)親鸞会館で、高森顕徹先生のご法話が開かれました。
演題は『正信偈』について。

親鸞会館では毎月、『正信偈』についての話がされています。
冒頭から順々に進み、今回は

『成等覚証大涅槃』(等覚に成り大涅槃を証することは)

の一行についてのお話でした。

親鸞聖人の教えは、この世(現世の利益)と死後(当来の利益)の二度救われる、現当二益の法門であります。

『正信偈』に「成等覚証大涅槃」とあるのはそのことです。
等覚とは、正定聚であり、信心決定のこと。
親鸞聖人が「早く等覚になれよ」と叫ばれたのは、この世で弥勒菩薩と同格である等覚の身になれるからです。

なれないのに「なれよ」と仰有る聖人ではありません。もしそうなら大ウソきと言うことになるでしょう。

必ずなれるから「なりなさいよ」と言われているのです。

また、誰でも死んだら極楽、死んだら仏ではありません。この世で等覚の身になった人だけが、死んでから大涅槃を証する(浄土に往って仏に生まれる)ことができるのです。
だから、生きているときに早く等覚不退の身になりなさいと、万難を排して親鸞聖人は叫び続けていかれたのです。

「この世はどうにもなれない。死んだら極楽、死んだら仏」という人がいます。
眼前の小川さえ渡れない者に、どうしてその先の大河が渡れるでしょう。
「100万円の買い物は出来るが、一万円の物は買えない」という理屈が通るはずがありません。

一大事の後生を助け切る力のある仏さまなら、この世の苦しみを救えて当然でしょう。

現在の救いを抜きにして、「死んだらお助け」と言っているのは、この世も未来も助からない、〝現当無益〟の愚か者になります。

仏法を聞く目的は、等覚になる、すなわち信心決定一つにあるのです。

※参詣者の声
福井県のMさんは
「意味も分からず『正信偈』や『観無量寿経』を毎日あげていましたが、そのお言葉の意味がどんどん分かってきてうれしいです。今回も二益法門の意味、よく分かりました。」と喜ぶ

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