大津で親鸞会滋賀大会・湖国に「なぜ生きる」
平成13年 大津プリンスホテル
琵琶湖のほとりに、ひときわ高くそびえ立つ、大津プリンスホテル(滋賀県大津市)で、平成13年8月5日(日)親鸞会滋賀大会が開催された。関西一円の親鸞会会員で、大ホールは埋め尽くされた。
高森顕徹先生は、「なぜ生きる」の演題で講演。
おりから報じられる、青少年の自殺など、混迷する現代の多くの問題は、「苦しくともなぜ生きるのか」人生の目的を知らないがための悲劇である、と、親鸞聖人の明らかにされた「なぜ生きる」をていねいに説明された。
親鸞聖人の『教行信証』冒頭のお言葉、
「難思の弘誓は難度海を度する大船
無碍の光明は無明の闇を破する慧日なり」
(弥陀の誓願は、私たちの苦悩の根元である無明の闇を破る太陽であり、苦しみの波の絶えない人生の海を、明るく楽しくわたす大船である。この船に乗ることこそが人生の目的である」
弥陀の本願を、なぜ難思の弘誓といわれるのか。私たちの人生を、なぜ難度海といわれたのか。アシスタントとのやりとりを通して、人生の目的が明らかにされた。