浄土真宗のことがやさしく分かる動画をご紹介します。
- 【浄土真宗の勤行・『正信偈』と『御文章』の読み方】(※真宗宗歌 付)
- 浄土真宗では、朝晩、 お仏壇の前で、親鸞聖人の書かれた『正信偈』と、蓮如上人の『御文章』を拝読します。ここでは、その読み方が分かるように、動画でご紹介いたします。下の画像をクリックすると、動画が再生されます。
- 【親鸞会 2000畳で親鸞聖人の教えを解説】
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毎月、親鸞会館では、親鸞聖人の教えが解説されています。
その内容を、動画でご紹介します。 - 親鸞聖人報恩講|誠なるかなや、摂取不捨の真言
- ただ独り、仏様の正しい御心を明らかにされた善導大師
- 運命の仕組みを明かされた仏教の因果の道理の教え
- 正信偈の意味|善導独明仏正意
- なぜ生きる|人生の目的を明らかにされた親鸞聖人
- 親鸞聖人降誕会|親鸞聖人のお言葉の意味を解説
- 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「道綽決聖道難証 唯明浄土可通入~至安養界証妙果」
- 「仏願の生起・本末」とは
- 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「惑染凡夫信心発」
- 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「天親菩薩論註解」
- 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「本師曇鸞梁天子~焚焼仙経帰楽邦」
- 親鸞聖人750回忌法要 御臨末の御書
- 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「広由本願力廻向 為度群生彰一心」
- 因果の道理がわかる3分間仏教講座
- 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「天親菩薩造論説~光闡横超大誓願」
- 親鸞聖人の恩徳讃の意味
- 正信偈|道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説
- 煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は(歎異抄)
- お釈迦様の「人間の実相」の譬えで後生の一大事を明らかに
- 親鸞聖人の『正信偈』と七高僧
- 正信偈|悉能摧破有無見
- 親鸞聖人『恩徳讃』
- 正信偈|印度西天之論家・中夏日域之高僧・顕大聖興世正意・明如来本誓応機
- 正信偈|一切善悪凡夫人・聞信如来弘誓願・仏言広大勝解者・是人名分陀利華
- 御文章|御正忌(5帖目11通)
平成24年10月、富山県の親鸞会館で親鸞聖人報恩講が勤められました。高森顕徹先生は、親鸞聖人の主著『教行信証』のはじめに書かれてある「誠なるかなや、摂取不捨の真言、超世希有の正法、聞思して遅慮することなかれ」のお言葉を解説されました。
「善導独明仏正意」は、『正信偈』の中でも、ひと際大きな声で拝読する印象深い一節です。これは「善導大師、ただ独り、お釈迦様の御心を明らかにされた」という意味です。動画で学びましょう。
人は何のために生まれてきたのか、何のために生きているのか、どんなに苦しくともなぜ自殺してはいけないのか。これが人生の目的であり、平たい言葉で「なぜ生きる」といいます。「なぜ生きる」の答えを明らかにされた方が親鸞聖人でありました。
「善導大師ただ独り、仏様の正しい御意を明らかにして下された。そのおかげで親鸞、弥陀に救い摂られることができたのだ」と、一段と声を大きくして善導大師を褒め称えておられるお言葉が「善導独明仏正意」です。
人は何のために生まれてきたのか、何のために生きているのか、どんなに苦しくともなぜ自殺してはいけないのか。これが人生の目的であり、平たい言葉で「なぜ生きる」といいます。「なぜ生きる」の答えを明らかにされた方が親鸞聖人でありました。
平成24年5月に勤められた親鸞聖人降誕会では、親鸞聖人の次のお言葉が法話の演題でした。「五濁の時機いたりては 道俗ともにあらそいて 念仏信ずる人をみて 疑謗破滅さかりなり」このお言葉の意味を動画で分かりやすく知ることができます。
「道綽決聖道難証 唯明浄土可通入」と、仏教を二つに分けられ、『聖道仏教では助からないから捨てよ、浄土仏教を信じなさい』と教えられた道綽禅師のお言葉を親鸞聖人が『正信偈』に書いておられます。
親鸞聖人の主著『教行信証』に書かれてある「仏願の生起本末」とは、どんなことを親鸞聖人が教えられたものなのか、動画で学ぶことができます。
煩悩一杯の人間が、阿弥陀仏に救い摂られたならば、どうなるかについて、曇鸞大師が教えられたことを親鸞聖人が『正信偈』に教えてくださっているお言葉について高森顕徹先生が詳しく講演されました。
『浄土論』に天親菩薩が教えておられることを、みんなにも知ってもらいたいと、曇鸞大師は『浄土論』を解説して『浄土論註』という書物を著されました。
梁の天子が敬礼し、親鸞聖人からも七高僧の一人として仰がれるような偉大な方に曇鸞大師がなられたのは、阿弥陀如来に救われてからのことでした。それまでの紆余曲折の半生を、高森顕徹先生から聞かせていただきました。
私たちが生死の一大事に驚き、聞法に燃え、往生一定に生かされるのも、救い摂られたその時から報恩の活動に揺り動かされるのも、全ては阿弥陀如来の広大なお働きによることを明らかにしてくだされた方が親鸞聖人なのです。
阿弥陀仏の御心をよく知られた天親菩薩は、愚鈍な私たちにも分かるように、「本願の三心」を「信楽の一心」で教えられたのでした。その功績を親鸞聖人は「正信偈」に褒め称えておられるのです。
真実の仏法を知らされ、因果の道理を信じている人は、悪い運命に遭えば、自己の過去の行為を懺悔し、善い運命に恵まれれば、より努力精進して無限の向上に努めずにおれなくなってきます。
親鸞聖人が大変尊敬しておられる天親菩薩の教えられたことが「正信偈」に記されています。そのことについて高森顕徹先生が講演された内容を動画で公開しています。
親鸞聖人の「恩徳讃」について、高森顕徹先生が講演された内容を動画で公開しています。あの有名な「恩徳讃」に親鸞聖人のどのようなメッセージが込められているのでしょうか。
『正信偈』は、親鸞聖人が一字一涙の思いでご執筆なされたものですが、一体目的は何であったのか、『正信偈』の最後に、それは明記されています。
「そらごと・たわごと」しか知らない「煩悩具足(煩悩100%)」の私たちに、阿弥陀仏の救いを明らかにされ、弥陀一仏に向かいなさい(一向専念無量寿仏)と、真の方角を指し示されたのが親鸞聖人でありました
仏教は、後生の一大事を知るところから始まり、後生の一大事の解決で終わります。後生の一大事とはどんなことかを知らなければ、仏教は絶対にわかりません。お釈迦様のつくられた「人間の実相」の譬えを通して、後生の一大事について詳しく解説されました。
親鸞聖人は『正信偈』にどのようなことを書いておられるのでしょうか。親鸞聖人が90年のご生涯、教えていかれたことは、この『正信偈』にすべて書き残されています。『正信偈』の意味を知ることで、親鸞聖人の教えのすべてがわかるのです。
親鸞聖人は『正信偈』のここで、“龍樹菩薩がこの世に現れて、有無の見をすべて打ち破り、真実の仏教を皆に伝えられたのだ”と仰っています。龍樹菩薩が「悉く摧破」された「有無の見」とは、「有の見」と「無の見」のことです。いずれも、仏教を説かれたお釈迦さまが徹底的に破られた謬見であり、龍樹はその釈迦の教えの通り、
「悉く能く有無の見を摧破された」
と言われているのです。
「有の見」「無の見」とはどんなことか、詳しく解説されました。
「如来大悲の恩徳は 身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も 骨を砕きても謝すべし」
有名な親鸞聖人の『恩徳讃』は、「阿弥陀如来から受けたご恩には、身を粉にしても報いずにおれない。その阿弥陀如来の御心を伝えてくだされた、お釈迦さまはじめ歴代の高僧方のご恩にも、骨を砕いてもお返しせずにおれない」という親鸞聖人の熱火の法悦をうたわれたものです。
〝阿弥陀如来に親鸞、救われたぞ、
阿弥陀如来に親鸞、助けられたぞ〟と、絶対の幸福に救われた自らのことを告白された親鸞聖人が、
「どうしてこの身に救われることができたのか。まったく阿弥陀仏のお計らいであった、その阿弥陀仏の御心を明らかにされた釈迦の教えを、インド・中国・日本の七高僧方が、親鸞まで正しく伝えてくだされたおかげであったのだ」
と、広大なご恩を喜ばれている『正信偈』のお言葉について詳しく解説されました。
阿弥陀仏に救われたら、どうなるのでしょうか?
信心決定(しんじんけつじょう)すると、何かいいことがあるのですか?
私たちが知りたいことについて、親鸞聖人は
「仏言広大勝解者(仏は広大勝解者と言い)
是人名分陀利華(是の人を分陀利華と名く)」
と明言され、
〝凄いいいことがあるのだよ、早く信心決定して、この幸せよろこぶ身になってもらいたい〟
と勧めておられるお言葉です。
この御正忌のうちに参詣をいたし、志を運び、報恩謝徳をなさんと思いて、聖人の御前に参らん人の中に於て、信心を獲得せしめたる人もあるべし、また不信心の輩もあるべし。以ての外の大事なり。
(御文章五帖)
「御正忌(親鸞聖人のご命日に行う報恩講)に参っている人の中に、阿弥陀仏に救い摂られている(信心獲得)人と、まだ救われていない人とがいる。これは一大事である」
阿弥陀仏に救い摂られたならばハッキリします。ハッキリしていない人は極楽へは往けませんから、「以ての外の大事」と、蓮如上人は言われているのです。
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