親鸞会・岡山大会
平成9年 岡山総合展示場(コンベックス岡山)
新春1月12日、親鸞会・岡山大会が岡山総合展示場(CONVEX岡山)、で開かれた。
会場には、岡山県の内外から大勢の参詣者であふれた。
以下、参加者の声
※「孫と勤行をしていると、この子が仏縁に恵まれて本当に良かった、と思わずにおれません」と、顔をほころばせるのは岡山県内のH.Kさん。
妻、長男、長女と共に、親鸞聖人の教えを聞き始めて、10年以上になる。
最初に仏法を聞くようになった長男から家族に伝えられた。
子供から仏法を聞くのは抵抗がある、と言う人もいる。しかしH.Kさんは、
「問題は内容です。年長者の講演でも、世間話だけなら、だれも聞こうとしないと思います。誰からの縁か、よりも、親鸞聖人の教えと縁があったことをうれしく思います。もちろん、伝えてくれた息子には感謝しています」と語る。
その喜びを尋ねると、
「やはり、家族で仏法の話ができることです。現代は、会話をしない親子が増えていると言われます。しかし私たちは、仏法を中心として、光に向かう生活を心がけています。法話会場で、息子に仏教の言葉の意味を聞いたり、参加できなかったご法話の内容を子供たちから聞くこともあります」。
以前は、家族で真言宗の寺に行って、僧侶の話を聞いていたと言う。
「寺は世間話ばかりでした。しかし、高森顕徹先生にお会いでき、親子三代にわたって仏縁を結ばせていただいたことは、とても幸せなことだと思います。」
と笑顔で語る。
親鸞聖人の教えに出遇い、互いに励まし合いながら、Hさん一家は光に向かって進んでいる。