親鸞会岐阜大会・後生の一大事について

平成11年 岐阜メモリアルセンター

6月初夏の候、親鸞会岐阜大会が、岐阜市内の岐阜メモリアルセンター・で愛ドームで開催された。


岐阜県内を始め、愛知県、三重県、滋賀県などから多数参集した。

高森顕徹先生は「後生の一大事」の演題で、蓮如上人の白骨の章を通して、仏教の目的である後生の一大事について詳しく話をされた。

「さてしもあるべき事ならねばとて、野外に送りて夜半の煙と為し果てぬれば、ただ白骨のみぞ残れり。あわれというも中々おろかなり。されば、人間のはかなき事は老少不定のさかいなれば、誰の人も、はやく後生の一大事を心にかけて」(白骨の章)

※参加者の声
「人はやがて死んでゆく。今日かも知れない。明日かも知れない。しかし、いつまでも死ぬとは思っていません。
 いずれ、一つまみの白骨となってゆかねばならないと思うと信じられない心があります。人類の歴史は、白骨を積み重ねた歴史です。その白骨の山の上に、私も、その一つになってゆく……。
誰も太刀打ちできぬ後生の一大事の解決が教えられ、急げ急げと言われているのは、親鸞聖人の教え以外にないと知らされました。」

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