親鸞会福島大会を開催・みちのくに聞法の歓喜
平成13年 ビックパレット福島
春たけなわの平成13年3月25日、福島県郡山市のビッグパレットふくしまで、親鸞会福島大会が開催された。県内をはじめ、東北六県の親鸞学徒が集い、会長高森顕徹先生の「なぜ生きる」の講演に、真剣に聞き入った。
昨年も、日本の自殺者は3万人を超えた。東北でも、これは深刻な問題となっている。高森先生は、親鸞聖人のお言葉を通して、なぜ自殺してはならないのか、を詳説、人生究極の問題が明らかにされた。
郡山市のH・I氏夫妻は、友人・知人に案内状をおくり、20人以上がご縁を結んだ。参詣者は、
「感激でした。寺ではとても聞けません。釈尊が説かれた、唯一つの重大なことをお聞きし、真実の教えと感ぜずにおれませんでした」
「若い人が多く、『正信偈』の勤行も、息がぴったりで驚きました」
「夢中で聞かせていただきました。阿弥陀仏の本願とは何か、分かりやすく教えていただき、生きる喜びを感じた」
と、語っている。
500キロ離れた青森からかけつけたT・Sさんは、
「ひとこと、ひとことが、心に染み入ります」
S・Tさんも、
「種々のたとえで、人生の目的を明らかにしていただき、有り難いことです」
と、述べている。
真宗の少ない東北各県ではあるが、親鸞会主催の講座が、各地で開催され、今回、多数の人がご縁を結ぶことにつながった。主催者のY・M氏は、
「初めて参詣した人が続けて仏縁を求められるよう、これからも案内していきたいと思います」
と抱負を語っている。