親鸞会長崎大会
平成7年 長崎県立総合体育館
親鸞会長崎大会が、平成7年2月19日、長崎県立総合体育館アリーナかぶとがにで行わました。
各地から、大勢の参詣者で会場は埋められた。
参加者の一人、Mさんは、真宗大谷派末寺の門徒総代を9年もつとめ、長崎教務所の組門徒会会員(一ヶ寺から二人ずつ選出)でした。
「20歳ごろから仏教に関心を持ち、仏教書を読むこと100冊以上に及び、寺や門徒の間では、もの知りで通っていました。
しかし、どれだけ読んでも寺参りしても、スッキリできず、こんなものが仏教かと半ばあきらめつつ、立場上、寺の世話をしてきました。
昭和62年9月、門徒の一人から見せられたチラシ、更に12月、街に張られたポスターを見て親鸞会主催の法話を知ったのです。
このようにしてまで宣伝するとは、よほどすごい人がおられるか、あるいは金儲けのためかのどちらかだ、とにかく一度聞かねばならないと思い、参加したのが、12月25日の親鸞会講師の法話でした。会場に入ると、熱心に話されることにビックリし、それ以降親鸞会で、親鸞聖人の教えを聞いてます。」
Y.Eさんは、このように感想を語っています。
「長年教員を勤めてきましたが、生徒の登校拒否や校内暴力などで精神的に参ってしまいました。この心は宗教でなければ解決できないと思い、いろんな宗教を渡り歩きました。
密教に迷い、深い山に入り滝に打たれるなど、山伏の行も積み、得度を受けるまでになりましたが、過酷な行のせいで身体はボロボロになりました。それほどまでしても、心には何の安心も満足もないことに愕然としました。
何のための修行だったのだろうか、と沈んでいた時、新聞のチラシを見た夫から、
『親鸞聖人の話を2人で聞きに行こうか』
と誘われました。
人生の目的を説かれる仏法によって、進むべき道を知らされました。心を大事にする教えを聞き、私の心も豊かになり、どんなことも笑顔で受け止めるようになりました」
Yさんは今、仏法の素晴らしさに感嘆しています。