九州一円から、親鸞会・福岡大会 マリンメッセで開催
平成13年 福岡マリンメッセ
平成13年12月17日、親鸞会・福岡大会の会場、マリンメッセ福岡には、近隣各県からの、聞法の熱意あふれる親鸞学徒で満ちていた。
会長・高森顕徹先生は「なぜ生きる」を演題に、親鸞聖人の教えを講演された。
「なぜ生きる」一つを、生涯教えられた親鸞聖人は、根本聖典『教行信証』冒頭に、
「難思の弘誓は難度海を度する大船、
無碍の光明は無明の闇を破する慧日なり」
と書かれている。
〝想像の及ばぬ弘い誓いの弥陀の本願は、苦しみの波の絶えぬ難度海の人生を、明るく楽しく渡す大船であり、苦悩の根元・無明の闇を破る智慧の太陽である〟と仰有っている。
「天に二日なし」。唯一無二の尊法を「慧日」と表され、その救いにあうことが、全人類の生きる目的なのだと聖人は教えられたのである。
参加者の声は、以下の通り。
「やっと真実の教えにあわせていただき、心に明かりがついた思いです。大悲の願船に乗せていただけるよう、夫婦でともに聞かせていただきます」
(佐賀県:M・K氏、Y子さん夫妻)
「仏法を聞き始めて数ヵ月ですが、親鸞聖人の尊さに、近くの親鸞会の講座には毎回参加しています。今は聞きたい一杯です」
(長崎県:T・Mさん)
K・Y氏(福岡県)は、自身の経営する貴金属会社の社員と顧客を多く誘った。毎月、会社に親鸞会の講師を招いて勉強会を開き、社員や顧客も仏縁を結んでいる。その一人、日本舞踊を教えるH・Yさんは、生徒を東京からも誘って参加し、ともに法話を喜んだ。