親鸞会沖縄大会・法の花咲く 早春の琉球路
平成11年 ロワジールホテル沖縄
那覇港を望む、ロワジールホテル沖縄で、平成11年1月23日24日、親鸞会沖縄大会が開催された。
高森顕徹先生は、王舎城の悲劇と真実の自己について講演された。
昼休みには映画「王舎城の悲劇」が上映されている。
我が子欲しさに修行者を殺害し、生まれて来る我が子を恐れて、剣の林に生み殺そうとした、韋提希夫人の姿を通して、仏教で明らかにされた人間のありのままの姿を詳説され、集った親鸞学徒は、真剣に聞き入った。
浄土真宗の少ない沖縄ではあるが、県内各地で開かれる親鸞会の講演会、勉強会で仏縁を結んだ人々が、この日も多く参詣した。
会場のロワジールホテルは、那覇市の中心部にありながら、空港にも近い。東京、大阪、名古屋、福岡などから、飛行機で参詣した親鸞学徒は、夕方出発の便に十分間に合い、その日のうちに帰宅できた。まさに「仏法は足でキケ」の実践であった。