親鸞会 正信偈|天親菩薩論註解
「天親菩薩論註解」(正信偈)
“天親菩薩の論を註解して”
曇鸞大師の教えられたことを親鸞聖人が正信偈で解説されているところです。
「天親菩薩の論」とは、七高僧の2番目・インドで活躍された天親菩薩の主著『浄土論』のことです。天親菩薩は生涯に沢山の著書を著され、「千部の論主」とも讃えられていますが、中でも有名なのが『浄土論』です。『論』だけでも、天親菩薩の『浄土論』のことを指すほどよく知られ、親鸞聖人もここで「天親菩薩の論」と仰っています。
その『浄土論』に天親菩薩が教えておられることを、みんなにも知ってもらいたいと、曇鸞大師は『浄土論』を解説して『浄土論註』という書物を著されました。これを、
「天親菩薩の論を註解して」
と言われているのです。
この『浄土論註』もまた有名で、親鸞聖人は『教行信証』に「『論註』にいわく」と、多く引用されています。
このお言葉を高森顕徹先生が詳しく講演されましたので、その内容の一部を、動画でご紹介します。
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