ただ独り、仏様の正しい御心を明らかにされた善導大師
「善導独明仏正意」は、『正信偈』の中でも、ひと際大きな声で拝読する印象深い一節です。
これは「善導大師、ただ独り、お釈迦様の御心を明らかにされた」という意味です。
仏様の御心は、一切経となってすべて書きのこされています。
一切の聖教というも、ただ南無阿弥陀仏の六字を信ぜしめんがためなり。
(御文章5帖目9通)
一切経は、ひとえに弥陀の南無阿弥陀仏の無上宝珠の名号を、私たちに獲得させんがために書かれたものだと教えられています。
善導大師の活躍された中国の唐の時代は、中国史上、最も仏教の栄えた時代でした。
何十万という僧侶がいる中で、南無阿弥陀仏の御心に、ただ独り明らかであったのが善導大師であると、親鸞聖人は褒め称えておられるのです。
「善導独明仏正意」の1行の意味を高森顕徹先生が詳しく講演されましたので、その内容の一部を、動画でご紹介します。
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