親鸞聖人・蓮如上人・親鸞会 浄土真宗の正統な流れ
浄土真宗の正しい御本尊が御名号である理由とは (4/4)
親鸞会 ~親鸞聖人、蓮如上人のなされたとおりに
ところが、今日の浄土真宗はどうでしょうか。
浄土真宗の寺院の本尊は、全て木像、絵像本尊です。そのため、親鸞会とご縁があって初めて、正しい御本尊が御名号であることを知らされたという門徒の証言に事欠きません。
3年前、親鸞会で親鸞聖人の教えを聞かれ、親鸞会会員になった岐阜県の吉水さん(仮名)は、永年、寺の要職を務めながら、正しい御本尊について聞いたことは一度もなかったと言われます。
「寺の木像にも家の絵像にも、何の疑いもなく合掌してきたけれど、蓮如上人は、当流・他流に分けてハッキリ教えられている。お釈迦様は『名号を聞いて救われる』と弥陀の救いを明らかにされているじゃないですか」
750回忌記念大弁論大会に出場した広島県の親鸞会会員、望月義明さん(仮名)は、25年間通った寺では、正しい御本尊を教えてもらえなかったとのこと。自宅に御名号本尊をお迎えすると、寺の住職が、
「こりゃ紙切れじゃ」
と言い放ったことを、憤然と語りました。
親鸞聖人、蓮如上人の教えに従わずして、浄土真宗とはいえません。
親鸞会は一貫して、親鸞聖人、蓮如上人の教えられた正しい御本尊を明らかにし続けてまいりました。
そして、ついに平成19年、本願寺の宗制(宗門の最高法規)が60年ぶりに改正され、本尊について、
「阿弥陀如来(南無阿弥陀仏)一仏である」
と、六字の御名号が加えられたのです。
しかし、宗制は変わっても、それによって本尊を御名号に替えた寺院はなく、間違った現状は一向に改められていません。
浄土真宗 親鸞会は、親鸞聖人の正しい教えを、これからも明らかにしていくのみであります。
住職の意外な言葉「御名号こそ浄土真宗の正しい御本尊」|親鸞会