仏教用語の解説(あいうえお順)
あ行
異安心【いあんじん】
・親鸞聖人や蓮如上人と異なった信心や教え。
絵像【えぞう】
・この場合は阿弥陀仏の姿を絵にかいたもの。
か行
覚如上人【かくにょしょうにん】
・親鸞聖人の曽孫。
形像【ぎょうぞう】
・木像や絵像のこと。
化土【けど】
・浄土のかたいなか。
五劫思惟の願【ごこうしゆいのがん】
・阿弥陀仏の本願のこと。
御本尊【ごほんぞん】
・礼拝の対象として仏壇や寺院の中央に安置する唯一のもの。
金剛の信心【こんごうのしんじん】
・絶対変わらない信心。
さ行
住正定聚【じゅうしょうじょうじゅ】
・正定聚になっていること。
聖教【しょうぎょう】
・親鸞聖人、覚如上人、蓮如上人等の書かれた書物。
生死の一大事【しょうじのいちだいじ】
・我々が死に直面しての一大事をいう。
正定聚【しょうじょうじゅ】
・死に直面しても変わらない絶対の幸福になった人たち。
・この人たちは必ず仏のさとりを開くことができる。
浄土門【じょうどもん】
・阿弥陀仏を本尊とする仏教の宗派。
称名報恩【しょうみょうほうおん】
・称名とは念仏のこと、南無阿弥陀仏と称えるのは阿弥陀仏へのお礼の言葉ということ。
真実の信心【しんじつのしんじん】
・親鸞聖人と寸分ちがわぬ信心。
真実報土【しんじつほうど】
・阿弥陀仏の本当の浄土。
信心獲得【しんじんぎゃくとく】
・信心決定のこと。
信心決定【しんじんけつじょう】
・阿弥陀仏に救われた明らかな体験。
信心正因【しんじんしょういん】
・浄土に往生する正しい因は信心一つであるということ。
絶対の幸福【ぜったいのこうふく】
・死に直面してもこわれない安心と満足。
存覚上人【ぞんかくしょうにん】
・覚如上人の長男。
た行
他力【たりき】
・阿弥陀仏の不可思議な力のみをいう。
他力の信【たりきのしん】
・阿弥陀仏に救われたハッキリした体験。
他流【たりゅう】
・浄土宗、時宗等阿弥陀仏を本尊としている浄土真宗以外の宗派。
同一念仏無別道【どういつねんぶつむべつどう】
・阿弥陀仏に救われた人の称える念仏はみな同じということ。
な行
如来の光明【にょらいのこうみょう】
・目に見えない阿弥陀仏のはたらき。
は行
不退【ふたい】
・しりぞかない、こわれない、変わらないこと。
本願【ほんがん】
・どんな人をも必ず絶対の幸福に助けるという阿弥陀仏のお約束。
ま行
弥陀三尊【みださんぞん】
・阿弥陀仏、勢至菩薩、観音菩薩。
弥陀同体【みだどうたい】
・阿弥陀仏と同格。
名号【みょうごう】
・南無阿弥陀仏と書いた六字。
明信仏智【みょうしんぶっち】
・阿弥陀仏の救いの明らかなこと。
無碍の一道【むげのいちどう】
・碍りの無くなった境地。
木像【もくぞう】
・この場合は阿弥陀仏の立体像。
聞信の一念【もんしんのいちねん】
・阿弥陀仏に救われた一瞬の時。
ら行
領解【りょうげ】
・阿弥陀仏に救われた体験。
蓮如上人【れんにょしょうにん】
・浄土真宗の中興上人(白骨の御文を書かれたお方)。