いじめで死ななくてよかった
私の学生生活は苦しみばかりでした。仏教で言われる「人生は苦なり」を実感してきました。
小学校から大学まで、いじめの毎日。
背が低く、人と話すのが苦手で、それを理由にいじめられていました。
しかし、誰かに言えば反感をかって、またいじめられるのではと思い、親や先生にも言えず、一人悩んでいました。
家で苦しい顔を見せれば親が感づくと思い、何もなかったように明るく振る舞いました。逆にそうしなければならないのが余計苦しみでした。
しかし、高校大学と進学するにつれて、いじめもそれほどではなくなり、大学では仲のいい友達もできました。
しかし、大学3年の時に、その友達に、自分のちょっとした言動が怒りを買い、それ以降無視され、次第に回り全員から相手されなくなってしまいました。ほとんどの友人を失い、今まで受けたいじめ以上に重い苦しみを感じ、まさに不幸へとたたきつけられた感じでした。
そして大学3年の秋、親鸞会の人と出会い、親鸞聖人の教えを聞くことが出来たのです。
親鸞聖人は、絶対に崩れない幸せのあることを教えておられます。
友人に裏切られ、いろいろな幸福は続かないということを知らされ、ならば決して崩れない本当の幸せが知りたいと、聞かずにおれませんでした。
聞けば聞くほどすごい話に、仏法にめぐり合えた喜びがわき、今までの苦しみも忘れ、生きることに、はじめて幸福を感じることができました。
もし、親鸞聖人の教えに会うことが無ければ、今頃自分はどうなっていたことか、もしかしたら自殺していたかも知れないと思うと、九死に一生を得た思いです。
その後、親鸞会で仏法を聞く上で、家族が反対してきたこともあります。その間、親鸞会の講師の方々や、親鸞会会員の先輩の温かい励ましがあって、現在の自分があります。
本当に有り難うございました。
今、すべての人にすごく感謝しています。