会員の声
平成15年9月
多生にもないご縁 法友と励まし合って
(大阪府 男性)
「過去世や未来世のことなんか分かるものかい」という人ばかりの中、釈尊が三世因果の教えで、「現在を徹見すれば過去も未来もすべて分かる」と説かれたことは大変な驚きです。
しかも、その仏教の真髄の中の真髄を教えられた親鸞聖人だから、聖人の教えを「平生業成」といわれるのだと聞かせていただきました。まさに驚きの中の驚きです。
私たちが最も知りたい幸福という運命の、原因と結果の関係について、こんなにもハッキリ説かれる教えに出遇え、出世の本懐を知らされた法友とともに、励まし合って進ませていただける身の幸を、かみしめずにおれません。
この多生にもないご縁を無にすることなく、光に向かって進ませていただきます。
15年ぶりの聞法 無上仏のお力で
(福岡県 女性)
幼いころ、祖母や母に連れられ、各地で行われていた親鸞会のご法話に参詣させていただいておりました。中学に入ると学業優先となり、大切なご縁を自ら遠ざけてしまうようになりました。
それから15年、今年の初聞法会で、再びご縁を結ばせていただきました。無上仏のお力により、再び親鸞学徒としてスタートできたのです。
「15年間、何と無駄に過ごしていたのだろう。生まれてすぐ、親鸞会とのご縁を頂きながら、何ともったいないことをしていたのか」と反省するばかりです。
「後生の一大事の重大さ」
「何のために生きているのか」
など小学生のころ分からなかったことがハッキリしたように思います。
尊い仏法を伝えてくれた、祖母や母に感謝せずにおれません。
運命は最大関心事 仏法にのみ解答が
(長野県 男性)
因果の道理が、人生の目的達成という実を結ぶのに、極めて大切な根幹であると分かりました。どうすれば幸福な運命を得られるのか、私たちの最大関心事です。
いちばん知りたい、知らねばならないことでありながら、全く分からないため、新聞・テレビ・雑誌等で星座などの占いが跳梁し、街灯の下では手相見がはびこっています。
タヌキやキツネのたたりだ、親のせい、神のせいだと、他因自果を教える人は多数あっても、自分の行為が運命を決するという宇宙の真理を説いているのは仏教だけです。
現在を徹見すれば過去も未来も明らかになる三世因果の真意を、「平生業成、現生不退、不体失往生」と明らかにされた親鸞聖人の教えは、まさに仏教の真髄の中の真髄であり、世界の光と仰がずにおれません。