2000畳の親鸞会館に感動
広島県・平井ゆり(仮名)
一枚のチラシがご縁で、地元の親鸞会主催の親鸞会講師の講演会を聞かせていただきました。
今まで考えても見なかった、「人は何のために生きるのか」という問いに一瞬とまどいを感じ、それでもこれは、大変な話をしていらっしゃると思いました。
しかし、聞き慣れない仏教の言葉がでる親鸞聖人のお話は、分からず仕舞いで家に帰りました。
あるとき「阿弥陀如来の本願が正信偈に説かれています。勉強してみませんか」のお誘いに、
「正信偈を毎日拝読していても、意味が分からない。そこが知りたい」
と親鸞会に入会し、その年の12月に親鸞会館で高森先生のご法話に参詣しました。
見上げるような広大な土地と、威風堂々と立つ親鸞会館に、私もこの親鸞会館で親鸞聖人の教えを学ぶことが出来るようになったのだと、嬉しさが胸に一杯になり、涙が溢れてなりませんでした。
親鸞会館2000畳の大講堂には、、各方面から参詣された人々で、超満員に驚きました。それ以上に感動したことは、若者が各所でてきぱきと行動される姿や、親切に皆様を誘導される様子に感動し、参詣された人々の生気がみなぎって、輝いている様子に胸が熱くなりました。
親鸞会館の中では、面会を喜び合う親鸞会の会員同士の姿に、法友の大切さを一層感じました。
満場の盛況にもかかわらず、物音一つしない静寂の中にご法話が始まり、休憩の時以外は再び元の静けさの中、一言も聞き漏らすまいとする、真剣な態度で聴聞させて頂きました。
聴聞するほどに、知らないことばかりであったと、無知を恥じるとともに、今までの人生を反省して一層の聞法に励まなければとの思いが強くなりました。
命のある限り、親鸞聖人の教えを聞かせていただきます。