平成18年11月(報恩講に参詣された皆さんの声)
あっという間の二日間
(岐阜県 男性)
どうすれば浄土往生できるのか、聞きたくてたまらないことが聞けた2日間でした。
報恩講が近づくにつれ、「五重の義をどのようにお話下さるのだろう」としばしば考えてしまい、「早く聞きたい」の思いが日々強くなっていきました。
あまりにも聞き入っていたのか、聴聞してから30分も経っていないだろうな、と思っていると、1時間経過していた、ということばかりで、2日間があっという間、もっと聞きたいと思う一方、この世で最も大事なことを知らされたのだ、と心が晴ればれしています。
今回、親鸞会館は初めてという多くの人と一緒に参詣しました。皆、2000畳の大講堂の広さ、若い参詣者が多いことを目のあたりにして驚き、本当の親鸞聖人の教えにとても感動していました。
帰りのバスでは、口々に、「参詣してよかった。」「また行きたい。」と聞かせていただいた喜びを、まるで昔からの友人の如く、時間を忘れ心から語り合っていました。語るほどに大きくなる法悦は、全く、不思議としか言いようがありません。
人生にこんな喜びのあることを、もっと多くの人に知っていただきたいと思います。
母が変わった
大阪府 女性
この度の報恩講に、婚約者の母も参詣しました。1日目の昼休みに、ともに仏法を聞いている私の母も含め4人で食事をしました。息子のことを心配していた義母に、私の母は母親の立場で
「私も最初は心配でしたよ」
と言い、
「でもね、聞き続ければ必ずわかりますよ。だって真実ですから。」
と笑顔で語っていました。
以前は、私が仏教を聞いていることを快く思っていなかった母が、今はあのように力強く言ってくれたことにびっくり、でも何ものにも代え難い喜びです!
どんな宿縁あってか、善知識に出遇い、弥陀の光明に育てられ、家族と共に光に向かって進ませていただいている私は幸せです。
この大きなご恩に報いるためにも、自分自身が真剣に聞法精進し、家族とともに幸せになりたいと思います。