光に向かう青年たち4(1/4)
親鸞会で仏法を聞き、現在社会の一線で活躍する青年たちに、仏法を聞き始めた動機と、今の仕事について語ってもらいました。
なぜがんばらなくてはならないのか、仏法がその答えを教えてくれた
藤原淳一(仮名・航空管制官)
1)現在の仕事
皆さんの利用されるほとんどの航空機はある決められたルートを飛行しています。
しかし日本上空は非常に過密状態なので、お互いが衝突しないように交通整理がなされています。その交通整理をしています。
2)仕事の魅力・やりがいは?
この世の中で一番安全なところは飛行機の中とささやかれるくらい、安全に関して労力を注ぎ込んでいます。それというのも事故が起きてしまえば、何百人という命が次々と失われていくからです。いかに安全に、迅速に効率的に人やものを運ぶか、その一端を最前線で担っているというところがやりがいです。
3)どうして仏法を聞かれるようになったのですか。
大学生のとき、社会に出たら、どうして働くのかわかりませんでした。それはお金を稼ぐため。稼いだお金ですることは、衣食住を満足させて生きること。生きてすることといえば働くこと。仏法は私になぜ働かなくてはならないのか、なぜ生きるの答えを教えてくださいました。
4)仏法が仕事にどのような影響をあたえていますか。
私にも仕事が行き詰ったときや、もうやめてしまいたいときがあります。仏法はなぜ自分が今がんばらなくてはならないのか、なぜこの苦しみに打ち勝たなくてはならないのか、その理由を常に与え続けていてくれます。そのおかげで、今日の自分があるような気がします。
5)今後の夢
昔に比べ、航空運賃はずいぶんと安くなりました。しかしながら、まだまだ気軽に何回も乗れるものではありません。安全はもちろんの事ですが、より経済的に安い運賃で、高速バスに乗る感覚で航空機を運航できるようにすることです。