平成15年 4月
何のための延命治療か
(滋賀県 女性)
親鸞会で、初めて親鸞聖人の本当の教え聞かせて頂き、「どう生きるか」しか知らない私たちに、「なぜ生きるか」の大切さを教えていただきました。
なぜあれほどまでにして医学は人の命を延ばすのか、とおっしゃった時、現在勤務している透析室でよく耳にする言葉が頭をよぎりました。
「こんなことしてまで生きていたくない。死んだほうがましだ」
涙ながらに訴えてくる患者さんに、人生の目的の抜けた医療の無意味さを教えられます。これでいいはずはない、しかし、答えは見つからない、という人のいかに多いことでしょうか。
医学に「人生の目的」を
(東京都 学生)
医学部の小論文では、「人命は地球よりも重い」ということが大前提にあり、それがないと、医学部生の資格がないほどです。
しかし、「なぜ人命は地球よりも重いのか」、この問いに対して答えられる同級生はいません。
現今の医学では、心のケアが重要視されています。患者さんの最も大きな苦しみは、「なぜ生きるのか」、これ1つが分からないところから来ています。
苦しい人生、なぜ生きるのか、そして何のための医療か。その答えを知った今、多くの人々に弥陀の本願を聞いてもらいたいと思います。
無気力とは無縁
(愛知県 男性)
人々は、人生の目的を考えても分からず、明日はどうなってもよいと快楽主義に走り、大いなるアキラメの人生を送っていると聞き、以前の私を思い出しました。
私が中学、高校生のころは、頭がよいわけでも、運動ができるわけでもなく、人と話すのも苦手で、自分の能力に限界を感じ、幸せになりたいのに思いどおりにならない生活に、悩み、自殺もできず無気力の毎日を送っていました。
そんな私が、大学ですべての人が救われる、たった1つの道、親鸞聖人の教えを、親鸞会で聞かせていただくようになりました。なかなか自分のことと聞けなかったのですが、就職して難度海の人生と知らされるにつれて、悲劇の人生にはしたくない、平生に完成する人生の目的を果 たしたいという思いが強くなりました。
もう無気力になることはありません。明るくたくましく、悔いのない人生を歩んでいきます。
真実知らされ、涙
(富山県 女性)
私はなんて幸福者なのでしょうか。こんなにも幸福でいいのでしょうか。
特別、優れているわけでもなく、お金に恵まれているわけでもなく、ただ生きるために生きてきた私が、親鸞会で初めて真実を知らされました。親鸞聖人の教えを聴けば聴くほど驚くばかり、こんな自分がどうしてと申し訳なく、ただただ言葉にできぬ喜びでいっぱいです。
私は幼いころ、自分の悪に恐れていました。もしも、心を読む人がいて、私の心を読んですべての思いを知られたらどうしようとか、透明人間みたいな人がいて、だれもいないところで私の行動を見ていたらどうしよう、などとよく考えていました。
何かにおびえているのは私だけなのだろうか、こんな悪いことを思うのは私だけなのだろうか、と思えば思うほど、自分に自信が持てず、友達に合わせてきました。
今、真の幸福を知らされて、涙でいっぱいです。