親鸞会 会員の声
1%の希望が実現
(東京都 学生)
「気がついたら、1人でとぼとぼと歩いていた」
それが、私の人生でした。
とりあえず、見捨てられないように、勉強に必死についていく。そうやって、親や周囲の期待にこたえないと、生きていけない。
じゃあ、なぜ生きるのか。生きなければならないから、生きるだけ。
けれども、成長するにつれ、「親はどう思っているのだろう。友達だって、本当は陰で悪く言ってるんじゃないか」と、いつもおびえ、仮面をかぶっている孤独な自分に気がつきました。
自分の存在意義が分からないから、ますますおびえるようになる。自分の能力、自分が信じているものに、裏切られることが怖い。けれども、信じたものは、必ず裏切っていく。
「だれも、何も、信じたくない。信じれば裏切られ、苦しむだけ」
むなしい人生でした。なんて暗い。なんて惨めなんだ。
独りきりで生まれ、独りきりで死んでいく。これが人生なら、早く終わってもらいたい。なぜ生きなければならないのか、理由がない。
親や世間は、「頑張って生きよ」と言うけれど、「もっと苦しめ、ということか! オレはオレなりに、苦しいんだ!」と心は叫んでいました。
「どうせ大学に行っても、何も変わらないだろう」という99%のあきらめと、「大学に行ったら、自分を変えてくれる出会いがあるかもしれない」という1%の希望を胸に、大学に入学しました。
そこで私を待っていたのは、親鸞聖人のみ教えでした。
ずっと苦しんでいたことが、すっきり言葉にされている。ついに出遇った、苦悩を解決してくれる本当の教えに!
今まで、どこに向かえばいいのか分からなかった。でも、ここにハッキリと教えられている。あとは光に向かって進む人生じゃないか。
親鸞会とのご縁、親鸞聖人のみ教えに出遇えなければ、今ごろ自殺していたかもしれません。昨年も日本の自殺者数は、3万人を超えました。
「自分なんか生きていても意味がない。苦しむだけ」という声なき声に、
「多生永劫の目的を持った、地球よりも重い命なんだ」と、私は伝えたいのです。