弥陀の救いを届けたい
世界から「どうか生き抜いて」|親鸞会
生活物資も不足する中、復興に向けて立ち上がる被災地の人たちに、世界の親鸞学徒からお見舞いと励ましの声が寄せられています。
いずれも「惨状に涙が止まらない」という共感とともに、「永久に崩れぬ幸せを」とのメッセージが込められています。
海外の親鸞学徒からの声を届けます。
日本が大好きな私は、心から苦しんでおります
ブラジルの親鸞学徒から
大震災のニュースは遠いブラジルでも、毎日報道され、日本が大好きな私は、心から苦しんでおります。
日本に住んでいる外国人がどんどん母国に帰っているニュースを見ますが、私は4月のご法話は、二千畳へ行き、仏法を真剣に聞かせていただきます。
そして少しでもお手伝いできることがあれば、させていただきたいと思います。
どうか力を落とさないでください
アメリカの親鸞学徒から
いかなる巨大な津波も、地震も放射能も、不思議の弥陀の本願を、わずかなりとも妨げることはできないと聞かせていただきます。
どうか力を落とさないでください。
今回の災害で命を落とされた方、けがをされた方、心に傷を負われた方、避難された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
仏さまの慈悲は、苦ある者にひとえに重し。
今の苦しみがどれほど大きくとも、必ず阿弥陀仏の救いにあえると親鸞聖人は仰っしゃっています。
どんなに困難だとしても、他力の信心を一日も早く獲得させていただきましょう。
今、「生」あることが、最も有り難いことなのですから。
愛をこめて――。
日本、心から応援しています
台湾の親鸞学徒から
台湾でも連日、朝から晩まで日本の報道ばかりです。涙が止まりません。
そんな時、階下から息子が大声をあげて上がってくるのです。
「すごい!すごい!日本はすごい!どんな時でも道徳の心を忘れない国だ!」
それを聞いてなぜか、うれしく……。
私はきっと過去世、日本人だったのだと思います。
日本が大好きです。日本、心から応援しています。
助け合う姿に胸を打たれた
香港の親鸞学徒から
被災者が被災者を応援する日本の様子に私たちが元気を頂いています。
男性は女性を、若い人はお年寄りをかばい、守ろうとする姿勢に、私たち香港人は感動しています。
常に、光に向かう姿勢を忘れてはならないと親鸞学徒として反省せずにおれませんでした。
大切な布施の心を教えていただきました。
どうか皆さん、ご無事でありますように
ブラジルの親鸞学徒から
日本からいちばん遠いブラジルですが、日本とは昔から強い絆があります。
なぜなら約100年前、移民した日本人が、ここに日系社会を誕生させたのです。おかげで私たちも、仏法を聞くことができました。
その日本が今、とてつもない大地震の被害に遭っています。
世界中の目が、悲しみに満ちています。
でも私たち親鸞学徒の心は、それ以上に、血を流して悲しんでいます。
どうか皆さん、ご無事でありますように。