光に向かう青年たち(1/3)
親鸞会で仏法を聞き、現在社会の一線で活躍する青年たちに、仏法を聞き始めた動機と、今の仕事について語ってもらいました。
「因果の道理」が仕事の推進力
藤森 哲朗(仮名・機械技術)
1)現在の仕事
国内、海外カーメーカ向けに、自動車用電装品(発電機や始動機、モーターなど)を生産している工場に勤務しています。製品を「どう作るか?」を考案し、試作段階から国内外の工場で量産するまでに携わっています。
2)仕事の魅力・やりがいは?
自分のアイデアが製品の構造や生産設備に反映されるところです。よりよい製品、設備にしたいという熱意が直接、品質やコスト、作業性に影響するので、難しい課題こそ積極的に取り組まずにおれません。
3)どうして仏法を聞かれるようになったのですか。
工学は「どう作るか」は教えても、「何を作るか」「なぜ作るか」、そして「なぜ生きるか」は教えません。専門技術の大前提となる人生哲学を学びたいと思っていた私に、「人生の目的」を明らかにしてくれたのが仏法だったからです。
4)仏法が仕事にどのような影響をあたえていますか。
「愚痴をこぼさず汗こぼす」ことの大切さ、「苦しみから目を逸らさず、凝視する」ことで壁を乗り越えて行けること、「あらゆる結果には必ず原因がある」ことを徹底し、真因を追究する姿勢・・・。
「因果の道理」を深信することが、仕事の推進力です。
5)今後の夢
世界最高の高効率、高出力、低騒音モーターによって、限りなく環境負荷の低いクルマを作ること。そして自分に縁のある一人でも多くの方々に、本当の親鸞聖人のみ教え、「なぜ生きる」をお伝えし、共に光に向かう法友となることです。