会員の声
人間の基礎を知らされ 慕われる医師に
(医師 男性)
最近は、親も教師も子供の教育のしかたを知らず、知育偏重で、徳育が全くなされていないといわれます。幸い私は、親からよくしかられました。
また、親鸞会とご縁があってからも、あいさつ、金銭・時間・約束、整理整頓について重ねて聞かせていただき、人間としての基礎、徳を身につける大切さを教えていただきました。
金や物、高い名誉や地位を得ることよりも、人から愛され、慕われる人間になることが、目には見えませんが、素晴らしい財産であると知らされました。
これも、ひとえに親鸞会での日々のご教導のたまものと感謝せずにおれません。
愛され、慕われる医師を目指したいと思います。
法廷で見る阿鼻叫喚の世
(弁護士 男性)
この世はまさに穢土ということ、毎日の弁護士業務を通じて痛感しております。
日々発生する離婚、借金、犯罪などは、その当事者だけでなく、周囲の人を巻き込んで、お互い相手を非難し、弁護士にさえ当たってくる。まさに阿鼻叫喚の様相を呈しております。私自身巻き込まれることもありますし、めいることもあります。
一方、家庭では、日々の子供の成長に伴い、自分から離れていく愛別離苦を味わうなど、どこどこまでも苦しみから離れ切れないものと知らされます。
その中、尊い仏縁に恵まれたことを感謝し、今を大切に、親鸞会で親鸞聖人の教えを聞法させていただきたいと思います。
鉄腕アトムの誕生日 平和へのメッセージは今
(大阪府 女性)
鉄腕アトムの誕生日は、平成15年の4月7日だそうです。未来を描いた漫画で、平和のために戦い、地球を守るためにアトムは太陽に飛び込んでいきました。敗戦のきずあとが残る時代であったことから、科学技術を平和に生かそうとのメッセージが込められていました。
ところが今日、どうでしょう。イラク戦争のように人の命を脅かすものに使われているのです。平和な未来を描いたのはよかったものの結局、現実は同じことの繰り返しで空回りしています。
人間が作り出した兵器によって、またとない人界受生の喜びを味わうチャンスを逃してしまうことほど、愚かなことはありません。
親鸞会との御縁によって、その喜び、生きる目的を知らされた私は、とても幸せです。
避けられぬ老病死 祖母の姿に痛感
(茨城県 女性)
先日、入院している祖母に会いに行きました。
90歳になった祖母は半身不随になっていました。同じ病室には年老いた方が3、4人ベッドに横たわり、食事も満足にできない状態です。
そういう人たちを初めて目の前にし、衝撃を受けました。祖母は強い女性だったそうですが、その面影はありません。私の顔を見て、ただ泣き崩れていました。
そんな祖母に、仏法の書籍を手渡し、仏縁を念ずることしかできませんでした。
どんな人も、必ず老いて病になり、死んでいく、これを避けることはできません。愛する人々もやがて行く道ですし、だれより私自身が行く道です。
若くして親鸞会の存在を知り、無上の妙法にあえた身の幸に、感謝の毎日です。
このページのトップ