仏法に生き 会計士の道 開く
公認会計士試験に合格できました。
しかし、世界的な金融不況の影響で、会計士が通常勤める監査法人への就職が、今年は非常に厳しい状況でした。
合格を知り、友人と抱き合って喜ぶのもつかの間、3分後には、面接の電話予約に走らねばなりませんでした。
何社も回った結果、ようやく1社、内定をもらうことができました。
そこは面接で、仏教を聞いていることを話した所です。
因果の道理を知らされ、自分の不幸を、他人や環境のせいにして恨んでばかりいた誤りに気づき、明るく前向きに大変わりしたことを、ホワイトボードを使って話しました。
面接官の方が、大変、感動していた様子でした。仏縁深い人なのだろうと思います。
思い返せば、ばらばらだった家族が仲良くなれたのも、無色透明の世界にまるで色がついたように、幸福感あふれる人生となったのも、会計士試験を受けようと思ったのも、落ちてもあきらめずに勉強する力がわいてきたのも、すべて仏法に巡り遇えたなればこそです。
果ては就職まで、仏法のおかげで決まったようなものです。
阿弥陀仏が善巧方便し、私に真実の仏法を聞かせようとしてくださっているとしか思えません。
素晴らしい環境を整えていただいたことに深く感謝しています。
生活の基盤も整い、会計士として社会に貢献しながら、ご縁のある方に親鸞聖人の教えをお伝えしていきたいと思います。