顕真学院で短期研修 心地よかった|親鸞会 顕正新聞
無駄省き1日がガラリ
富山県 佐藤亜里沙
最初に驚いたのは、起床後の時間の使い方でした。6時に起床、布団を片付け、洗顔、朝礼のあと、体操、掃除をして7時20分から勤行です。決められた時間の中で、こんなにもできると分かり、同じ朝の1時間を今までどれだけダラダラ無駄に過ごしてきたか反省いたしました。
講義では、手帳の使い方を教えていただきました。夜、手帳を見て翌日の日程を確認し、やるべきことを書き出します。何にどれだけ時間を費やすか予定を立て、翌日を迎えるのです。予定どおりに実行していくと、無駄な時間が少なくなり、1日がガラリと変わるとよく分かりました。
人徳を身につけるには何か特別なことをするのではなく、約束を守る、挨拶、礼儀、整理整頓、金銭管理など基本的な、当たり前の種まきをコツコツと実行し続けることが大切だと知らされました。
言い訳では向上できぬ
滋賀県 前山幾子
テレビ座談会という歴史的な布教革命が起きたのだから、私も変わらなければと思い、顕真学院での研修に参加させていただきました。
私は失敗した時、「こうだから、こうなった」と〝事情説明〟をまず口にしていたため、主人から「言い訳の幾子」と言われていました。
しかし、〝事情説明〟は言い訳であり、言い訳していては向上できない、因果の道理に基づいて失敗の原因を見つめ反省し、対策を立てるのが親鸞学徒の姿勢と教えていただいたのです。今まで全く誤解していた、まずミスを認め、おわびすることが大事、と分かったのです。
この年になってでも、こんなことを教えてくださるのは親鸞会だけだろうな、そう思わずにおれません。
60名にまことの団結
新潟県 中井江都子
真の団結は仏法を尊ぶ心から生まれるとお聞きしました。実際、顕真学院の研修に参加した親鸞学徒同士も心が一つになっているように思いました。19歳から84歳まで、出身も趣味も各人異なり、初めて顔を合わせた人も少なくないのに、皆の中に一体感がある。ほかでは考えられないことでしょう。
様々な人がいても共通するのは人として生きる意味であり、そのために集まってきた仲間だから、共感が生まれ、心地よかったのだと思います。
(プライバシー保護のため、個人名は仮名にしてあります)