光に向かう青年たち3(1/4)
親鸞会で仏法を聞き、現在社会の一線で活躍する青年たちに、仏法を聞き始めた動機と、今の仕事について語ってもらいました。
自己を磨く
近藤利沙(仮名・神奈川県・銀行)
1)現在の仕事
住宅ローンの相談受付、契約、売買の立会などをしております。最近は金利上昇傾向にありますので、駆け込みで新築物件を購入する方が増えているようです。また繰上返済の相談を受けたり、ローン返済途中で亡くなった方の保証人への債務引受や、生命保険による完済事務なども担当しています。
2)仕事の魅力・やりがいは?
一人一人収入や購入物件が異なりますので、注意すべき点がそれぞれ異なり、難しいです。また不動産登記に関する知識もないといけません。ミスが許されず常に気をはっていなければなりませんが、ローン受付から決済までが滞りなく進んだ時は、大変嬉しく思います。
3)どうして仏法を聞かれるようになったのですか。
高校生の時、まわりの大人をみて決して幸せそうにはみえず、自分もこの先何もいいことはないと感じていました。親鸞聖人のみ教えにであい、真実の仏法を聴かせて頂く以外に、幸せになれる道はないと知らされました。
4)仏法が仕事にどのような影響をあたえていますか。
次から次へと難題は生じ苦しみの波は絶え間なくやってきますが、仏法を聴かせて頂いていることで、奮発心を起こし苦難に立ち向かうことができます。仕事が大変苦しくて仕方ない時期もありましたが、『光に向かって100の花束』の中の「ダイヤモンドになれると思った小石」の話を通し、自己を磨くことこそが大事であると思い知らされました。また一切のことは大事の前の小事であり、解決できない問題はないと思うと、勇気がわいてきます。
5)今後の夢
母にも仏法を聞いてもらいたいと思っております。因果の道理を深信し、タネをまいていきたいと思います。