光に向かう青年たち4(2/4)
親鸞会で仏法を聞き、現在社会の一線で活躍する青年たちに、仏法を聞き始めた動機と、今の仕事について語ってもらいました。
人生の荒波に翻弄されている人に、真の幸せを
広田健太郎(仮名・弁護士)
1)現在の仕事
弁護士の仕事は、民事事件と刑事事件に分かれます。刑事事件では、テレビドラマでもよくありますが、犯罪を犯したとされている被告人を弁護します。民事事件には、借金問題、離婚、遺産相続、近隣問題、訴訟など、さまざまな事件があります。
2)仕事の魅力・やりがいは?
事務所を訪れる方々は、様々な悩みを抱えてきます。時には、苦しみのあまり自殺を覚悟して来所される人もあります。
んな悩み・苦しみに対して、法律的な知識等を用いて問題を解決をすることができるのは、弁護士にしかできないことです。
「この地獄から救われたのは先生のおかげです」と喜んで頂けたときには、弁護士になって本当によかったと思います。
3)どうして仏法を聞かれるようになったのですか。
大学の時に先輩から声をかけられました。
入学当初は、大学時代は、司法試験の勉強だけに取り組もうと考えておりましたが、お話しを聞かせていただくにつれ、司法試験の勉強よりも、もっと大切なことが教えられているのが仏法だということが知らされました。
5)今後の夢
法律事務所には幸せな人はやっては来ません。皆さん、難度海の荒波に翻弄されて、塩水を飲んで苦しんでいる人ばかりです。
そんな人達の問題を法的に解決して、目の前の苦しみを取り除くことにとどまらず、さらに、それらの苦しみの根本的な原因を教えられている仏法をお伝えしたいと思い、日々の業務に取り組んでおります。
私が相談を受けたことを縁として、一人でも多くの人が、親鸞聖人の御教えと御縁を結ばれるようになることが私の夢です。
そのためにも、どんな相談でも、どんな小さな事件でも、一つ一つの事件に真剣に取り組み、信頼される弁護士になれるように、日々の業務に全力を尽くしたいと思っております。