会員の声
平成15年7月
心にズッシリ「なぜ生きる」の重み
(兵庫県 男性)
苦しくともなぜ生きるか。
今まで何百回と聞かせていただいたお言葉が、今回ほど心にずっしりと響いたことはありませんでした。
みんな、なぜ生きるかを知りません。ゴールデンウイークにも何人かの若者がネット心中したと聞きます。「死にたい」は「生きたい」の心の叫びではないでしょうか。
親鸞会で本当の親鸞聖人の教えに出遇えた私は、なぜ生きるのかの大事を知らされました。苦しい心が楽しい心に生まれ、流した涙の1滴1滴が、真珠の玉となってその手に戻る時が必ずあります。
仏法に出遇わなければ、苦しみに負けて死に急いでいたに違いなかった私が、『生きる力』を頂きました。真実知らされた身の幸を心からかみしめずにはおれません。
生まれて初めて 確かな道を
(福岡県 女性)
親鸞会のご法話に、初めて参詣した時のお話を忘れることができません。
「真・仮を知らざるによりて、如来広大の恩徳を迷失す」のお話でした。「午前中だけ聞いて帰ろう」と思って出掛けましたが、とても大きな問題で、午前中だけで帰ることができず、午後も聞かせていただきました。
私が長い間、手にしては裏切られてきたものはすべて、元来裏切るものだったと知らされ、強い衝撃を受けました。ああ、そうだったのか。求めるものが間違っていたのか。あて力になると思っていたものはすべて、裏切るものだったのか。
そして、決して裏切られない絶対の幸福が仏法に説かれていると聞き、私は生まれて初めて、確かなものを得る道を教えていただきました。
あれから2年、充実した日々です。どうして私が親鸞会とご縁を頂けたのか、心よりお礼申し上げます。
報われない人生が 光輝く人生に転じ変わる
(東京都 男性)
人々は幸せを求めて一生懸命生きていますが、いまだ幸せになっていません。
「いつかきっと、幸せになれる」と信じ、ゴールのない流転輪廻の人生を、死ぬまで歩み続けています。しかも、ほとんどがこの実態に気づかず、1歩1歩、後生へと進んでいるのです。
そんな私たちに親鸞聖人は、
「人生には目的があります。この身になるための人生だったのかと、幸せが完成する決勝点があるのです。だから、早く突破しなさい」
と、叫び続けておられます。
何と力強いお言葉なのか。親鸞聖人の「平生業成」「現生不退」「不体失往生」の教えによってのみ、報われない人生が、光り輝く人生に転じ変わるのだと知らされます。
3年前、先輩に声をかけられなければ、親鸞聖人の教えに出遇うことができませんでした。今度は、私がこの大きな喜びを、お伝えしたいと思います。