光に向かう青年たち3(2/4)
親鸞会で仏法を聞き、現在社会の一線で活躍する青年たちに、仏法を聞き始めた動機と、今の仕事について語ってもらいました。
仕事を元気に続けられるのは聞法あればこそ
北沢 義弘(仮名・東京都・システムエンジニア)
1)現在の仕事
保険代理店の顧客情報閲覧システムの保守、および新システムの設計、開発をしています。具体的には生命保険の保険代理店で管理している顧客の保険契約の内容、保険料がパソコンで参照できるシステムを扱っています。
2)仕事の魅力・やりがいは?
IT(情報技術)のシステムは従来は紙にペンで書いて管理していた情報をパソコンで入力して管理し、企業の業務の効率化を向上させるためにあります。ということから、ITのシステムにより、顧客企業の業務が効率化されることにやりがいを感じます。
3)どうして仏法を聞かれるようになったのですか。
大学の入学が決まり、受験勉強が終ったときに「大学→就職→・・」と続く自分の人生の先が見え、「自分のこれからの人生ってこんなものなの?」という疑問が起きてきました。
そんな悶々とした気持ちを持っているとき、声をかけられたのがきっかけでした。その後、続けて聞くかどうか迷った時期もありましたが、ここで聞くことを止めたら、40歳か50歳になったときに必ず後悔すると思い、聞くようになりました。
4)仏法が仕事にどのような影響をあたえていますか。
トラブルが起きて徹夜で作業をしたり、土日も出勤して仕事をするなど、辛いことも多いのですが、「なぜ苦しくとも生きねばならないか」がはっきり知らされているため、乗り越えてくることができました。もし仏法を聞いていなかったら、とても続けられなかったと思います。
5)今後の夢
会社の同僚や取引先の企業の方と言った、自分と縁のある人と仕事の話だけでなく、お互いの人間性や価値観などの、もっと深い内容の話ができ、そこから仏法を伝えられたらと思います。