香川から移住 毎日が幸せ
富山県 Tさん(92)
杖なしでは思うように歩けないが、月3回、親鸞会館2000畳でのご縁は欠かさない。「聴聞がいちばんの元気の源です」。昼は娘、夜は孫の運転でともに毎日、親鸞会主催の講演会場へと向かう。
仏縁結んだのは8年前、香川にいた時だった。高森先生のご説法を聞こうにも、富山へは、車で往復16時間、体力的に難しく、月1回がやっとだった。
心配した娘の家族から、「聞法のご縁に恵まれた富山においで」と、幾度も勧められる。生まれ育った故郷は去りがたく躊躇してきたが、「後生の一大事解決の道、これだけは最後まで求め抜かせていただきたい」と、2年前、富山に住むことを決めた。
「毎日聞法できて、何よりありがたい。これも富山に来られたから」とほほえむ。