親鸞会 会員の声
平成16年1月
極善無上の幸せ者に
(山梨県 女性)
全人類にとって最も大事な「苦悩の根元」と「その解決法」を教えられた親鸞聖人に、心のこうべを垂れてぬかずき、心よりご恩を感じさせていただけた報恩講でした。
アカだらけ、泥まみれの汚れ切った自分を、少しもそう思わずに生きてきました。
しかし仏法と出遇い、今まで犯してきたいちばん重い罪とともに、どんどん落ちていく自分を見せつけられました。地獄の火坑にほうり込まれ、かま底をたたいたと同時に浮かび上がり、大安心、大満足の境地に至らせていただけた幸せは、どう考えても不思議の中の不思議です。
いつでもどこでも地獄必定の極悪人が、極善無上の幸せ者とは、過去どんなご縁があったのでしょうか。
うぬぼれ強い自分が随犯随懺照らし出され、真実の自己をハッキリ分からせていただき、苦悩の根元は「無明の闇」1つと知らされました。弥陀のおっしゃる「唯除五逆誹謗正法」は、真の中の真、本当に本当でありました。止めどもなくあふれる喜びを抑え切れません。
こ こまでお導きくださった善知識方のご恩にどうしたら報いられましょう。ご説法後の恩徳讃は、私の決意表明として、大きな声で歌わせていただいております。 でも行うは難しで、地元に帰って人々の顔を見ると、足のすくむ思いもします。しかし、親鸞学徒の名に恥じぬよう、真実を叫び続けることを阿弥陀仏とお約束 いたします。
信心の花 咲いた
(海外)
この正法はまさに、超世希有であり、世界中どこにもない弘誓です。「若不生者不取正覚」の大願が、私の心に響き渡っています。 高森顕徹先生から親鸞聖人の教えを聞きました。
高森顕徹先生は、親鸞聖人の教えをそのまま伝えられ、私の心に信心の花が咲き、往生の実を結ぶ身になるまで、育ててくださいました。
多生億劫からの暗い心が晴れました。本当に不思議なことです。
私1人がための弥陀の本願、まことでありました。この上なく楽しく、幸せです。うれしさのあまり、ただ涙が流れて、懺悔せずにおれません。
身を粉に骨を砕いても、阿弥陀仏のご洪恩には報い切れません。ありがとうございました。 高森顕徹先生ありがとうございました。
苦しむ友に「光」届いた!
(茨城県 女性)
高校時代から今も、自殺未遂を繰り返している友人がいます。父親が家出をし、姉はあまり気の進まぬ結婚をして、しかたなく家を離れ、母親はほかの男性の元へ走り、だれからも必要とされないと感じながら、彼女は生きてきました。
その悩みを、ただ聞くことしかできなかった自分が、かつては悔しくてなりませんでした。
大学に入り、人生の目的を知らされた私は、彼女を報恩講に誘いました。
真実の仏法は、生死の苦海で、真っ暗な人生に泣くすべての人の心を照らす光です。
渇き切った彼女の心にも、温かい雨がしみ込んでいくように感じました。聞きたかった、聞かせたかった。いちばん苦しんでいる人へ、光が届けられました。
「人間に生まれてよかった」と2人でともに喜び合えるまで、親鸞聖人の教えを聞かせていただきます 。
大船知らぬ悲劇
(大分県 男性)
大阪で、若い男女が、それぞれの家族を殺害しようとした事件がありました。常識では考えられない行動ですが、よくよく聞けば、生きる目的を知らぬところから起きた悲劇と知らされます。
財産を得ても、国会議員になっても、真実の仏法を知らねば、ウラミのろいで、一生は過ぎていきます。難度海を度する大船の厳存を知らねば、「ひさしくしずめる」のみです。
万劫にも遇い難い親鸞会とのご縁を結ばせて頂き、本当の親鸞聖人の教えを聞かせていただける私は、だれよりも幸福だと感謝しています。