底知れぬ親鸞聖人の大自信
愛知県 沢本 剛
「早く無碍の一道へ出てくれよ」。親鸞聖人は『歎異抄』第7章の冒頭で、人生の目的と目標を峻別され、すべての人の幸せを念じておられます。
人生には目的がある。この断言を聞かせていただくほど、真実の教えに遇えた喜びが噴き上がります。
何度お聞きしても感動は変わらず、混沌とした世相を見れば見るほど、その思いは増してまいります。
まことに「なぜ生きる」を知らず、「どう生きる」で生涯を終える人の何と多いことでしょうか。
「人生に目的がある。今まで考えたこともなかったが、いちばん大事なことが抜けていました」と定年退職したばかりの男性の一声が今でも耳に残っています。
「念仏者は、無碍の一道なり」。底知れぬ大自信と限りない広がりを感じます。
人生には目的があるから、早く達成せよとの、平生業成の教えを多くの方に知ってもらいたいと思います。
「こんな会話は、親鸞会だけ」
北海道 仲本弦太
両親が東本願寺の寺の出身という方が、
「念仏を善の一つぐらいに思っている人、ずば抜けた善だと信じて称えている人、無碍の一道に生かされたうれしさに称えずにおれない人、念仏者にこの3とおりあると聞いてビックリしました。
今まで、いろいろ有名な先生の話を聞いてきたけれど、ここまで詳しく聞かせていただいたことはありません。
しかも、『あなたは何番目の念仏を称えていますか?』『はい、2番目です』『私は1番です』。こんな会話がなされるのは、恐らく親鸞会だけではありませんか?本当にすごい……」
と熱く語っていました。
これ一つ達成するための命だった
茨城県 笹川光顕
今まで24年間のほとんどをスポーツに費やし、それによって得られるものが、これからの人生を幸せにすると信じていた私にとって、今年8月に出遇った親鸞聖人のみ教えは、まさに衝撃的でした。
死によって崩れてしまう幸せを全力で求めるほど、哀れなことはありません。
そんな悲壮感を漂わせていたところ、何たる幸せか、「人生の目的は、無碍の一道に出ることですよ。そのためには、念仏者になりなさいよ」との聖人の仰せを、ハッキリと聞かせていただくことができたのです。
その瞬間、これ一つ達成するために私は生きているのだと、体中から大きなエネルギーがわき上がってきました。
これからも聞法精進いたします。
(プライバシー保護のため、個人名は仮名にしてあります)